世界に触れるための適応力②

〜環境適応能力と異文化適応能力〜


こんにちは! 

C.C.English英会話のパウロです。 


今回は前回の続きで、 

適応力の働きと鍛え方(上げ方) 

を紹介したいと思います。 


『世界に触れるための適応力①』を見ていない方は<こちら!>からご覧ください!



適応力には主に、『環境適応能力』と『異文化適応能力』の2つがあります。


『環境適応能力』 

周りの環境の変化によって感じるストレスを素早く対処し、心身共に楽な状態を見つけ出す能力のことです。 海外旅行や短期の語学留学など、実際に海外に行くとまずこの適応力が求められます。 

個人的な見解ですが、海外志向の強い方(海外旅行や洋楽、洋画や異文化などが好きな方)は基本的にこの環境適応能力は十分備わっていると思います。実際に英語を使うことでさえも、その環境で適応するための能力の1つなのです。 


『異文化適応能力』

海外での生活や長期的な滞在によって見えてくる文化的背景の違いに上手く慣れていくことができる能力です。 

自分の生まれ育った文化と照らし合わせつつも、全く異なる文化や人を尊重しその環境で生活していくことで、どのような環境でも自分自身が住みやすい環境にしていく。それが海外で生活する上で大切なことです。 

この適応能力が高い人ほど早い時期で馴染むことができ、ストレスなく楽しめる生活を送ることができるでしょう。ただ馴染むだけでなく、その環境についての知識や思い入れが深くなり、もっと好きになってくるかもしれません。 

日本の中でも、上京してくると環境も変わりますし、人付き合いも新しくなります。故郷が恋しくなる時もありますね。。でも、住めば都というように、馴染んでくればたとえその環境に多少の不満があったとしても、また別の場所へ行ったときにそこでの生活が「悪くないな」と思える。

それが異文化適応能力なのです。 



異文化の地や違う環境で生活をすると、適応力は(半強制的に)上がります。 

でも、どうしたらいく前からでも適応力を鍛えることができるのか。 

そもそも今の環境で上げれるものなのか。。 。


 結論から言いますと、上げれます!! 

 ただ、すぐには上がりません。。。 


 適応力は自身の考え方や身体の慣れが元になってきます。 

腹筋を半年や一年続けてやっと割れ目がうっすら見えてくるように。。

時間がかかります。 


しかし、方法はシンプルです。 


『今の自分と違うことを、違いとして受け入れる』 

この強さが大切です。


人は育った環境で全く異なります。

十人十色、個性がそれぞれあるのも私は人間としての良さだなと思います。 


・相手との違いを受け入れる。

そうすることで相手の意見を尊重し、どういう立場であっても対等に向き合える関係を持つことができるでしょう。


・環境での違いを受け入れる。

そうすることで、新しいチャレンジやときには試練、でも新鮮な感覚があなた思考を柔軟にさせてくれるでしょう。英語の勉強もその1つです。 


・文化の違いを受け入れる。

そうすることで、今までのこだわりや当たり前という感覚が変わってくるでしょう。個性がなくなるわけではありません。むしろ、あなたという良さがこれまで以上に見えてくるかもしれません。 



ハチミツとレモンは違います。 

ハチミツは甘く、レモンはすっぱい。まるで対局の存在ですね。 

獲れる場所も気候も何もかも違います。 トーストにレモンをかけても美味しくないですし、ハチミツをレモンの代わりに使うことは相当の工夫がないと無理でしょう。 


でもそんなハチミツとレモンも、お湯を使いミックスさせると美味しいはちみつレモンになり、少し砂糖を入れ冷たくするとレモネードが出来上がります。 

使い方次第でお互いの良さがお互いを高め合い、最高の組み合わせが出来るのです。 



 そして最後に、 


『新しいこと、いろんなことに好奇心をもつ』 

この気持ちが大事です。 


 違いを受け入れることで、あなた自身が新しいことに馴染む速度が格段にアップする。

それが適応力の本質だと思います。 


英語を使い、世界に出ると、 新たな場所で、今までしたことがないことを経験する日がくるでしょう。

でもそれがあなたの新しい一面となり、発見となり、

あなたの人生を豊かにするかもしれません。。

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