世界に触れるための適応力①

〜世界に触れる3つの通り道〜 



 こんにちは! 

C.C.English英会話のパウロです。 


今回は「適応力」という題ですが、


英語を使い、海外に出てみる時に一番感じることは、 私たちの母国、日本との違いです。 


言葉、文化、気候など、国によっては全く違う環境での生活を過ごす中で、

もちろん楽しさや新しい刺激はたくさんあるでしょう。

しかしそれと同時に、ストレスや疲労など、心身ともにマイナスな面もあることは否定できません。実際、語学留学を考えている人の大きな不安要素は『新しい環境で慣れる大変さ』にあります。


 世界に触れはじめる時、私たちは大きく3つの段階を経験します。 (ここでは3つの層と呼ぶことにしましょう。。) 



まず、第一の層は

『刺激の層』です。 


 世界に出てまず感じる違い、それは私たちの五感で知ることになります。 

見るもの、食べるもの、触るもの、聞くもの、匂うもの。 全てが新しく新鮮で、衝撃を受けるでしょう。 好奇心という感情の前では、美味しいも不味いも、好きも嫌いも、全て新しい発見として受け入れることができます。 でもそれが楽しく、ワクワクし、冒険心がそそられるような感じになります。



刺激の層を過ぎると第二の層、

『比較の層』です。


人は新しい環境や生活、文化や人付き合い、どんなことでも、慣れてくると自分が前にいた世界と比べたり、また別の新しい世界へと気持ちが動こうとします。中期、長期的に同じ国に滞在したり、長い期間生まれ育った日本から離れているとこの第二の層に入っていきます。

実はこの層が先ほど言ったように、ある意味現実的な世界を見て、味わい、感じることでしょう。 刺激の層で感じた全てが新鮮でなくなり、マイナスな面や不便な状況、文化の違いなどから起こるコミュニケーションの大変さを前に、日本の方が良かった、帰りたいと思う人も少なくはありません。。 もちろん、日本で生まれ育った私たちにとって、他の国が日本より住みづらいのは明らかなのですが…



そして、第三の層は

悟りの層です。


第二の層を抜けると、マイナス面とうまく向き合いつつ、楽しく生活できる力が付きます。 違う環境でも自分の個性を発揮し、プラスの面を楽しんで過ごしたり、

逆に日本の文化と組み合わせてさらに過ごしやすい環境を作っていったりと、その環境に馴染んで きます(住めば都とはこのことですね。) この層では、ある意味、第一の刺激の層での発見や経験がまた違った視点で味わうことができます。

観光客の行くような所から現地の人だけが行く隠れスポットを見つけるように、よりその土地のことを知ることで得られる新たな発見や面白さ、出会いなどがあるでしょう。 この3つの層は全て、私たちの中で起こっている変化であり、私たちはこの適応力を通して変化し、 新しい環境でも自分らしく生活していくことが出来るのです。 今や世界中で活躍しているバックパッカーやカメラマン、ジャーナリストなど、、

(あのイッテQに出てるイモトさんまでも!)適応力が鍛えられているからこそ、世界中の国々で活躍できるのです。 世界に触れる時に、私たちには大きく2種類の適応力があります。 次回は、 その適応力がどう働くのか、 そしてどうすれば適応力を鍛えることが出来るのか、 をお話ししたいと思います。 それでは! 

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